レトルトカレー食べ比べ会

2025年3月22日に「空創Labボードゲーム体験会&レトルトカレー食べ比べ会」を行いました。

食べ比べ企画の出発点なのがレトルトカレー食べ比べで、以前は2人で行っていたのでイベントで大人数で行うのは今回が初めてです。

以前やった際には100食食べたのですが、レトルトカレーの数は物凄くあるので、ネタ切れの心配はありません。
しかも、数年ぶりなので見たことが無いものがたくさんありました。

簡単な内容

  • 最初にどのカレーを食べるのかを紹介してから、10種類のカレーを順番に食べ比べする
  • カレーを出す順番は公開しないので、参加者はどのカレーか分からずに食べる
  • アンケート①先入観の無い状態での感想。味・辛さを10点満点で評価、美味しかった・高そう・安そうなカレーの1~3位までを選ぶ
  • 全て食べ終えたら答え合わせ(どのカレーなのかと大体の価格を発表)
  • アンケート②分かった上での感想。コスパを10点満点で評価、総合的に良かったカレーの1~3位までを選ぶ
  • 最後に結果発表

この日のカレーラインナップ

アンケート①

全く先入観の無い状態での味の評価

全く先入観の無い状態での辛さの評価

10品食べ終わった後で評価。美味しかったカレーTOP3

10品食べ終わった後で評価。価格が高そうなカレーTOP3

10品食べ終わった後で評価。価格が安そうなカレーTOP3

ここで答え合わせ

前半1~5品目

後半6~10品目

アンケート②

答え合わせを行った上でのコスパの評価

全てを踏まえた上での総合評価TOP3

データまとめ

こちらは10段階の評価の平均です。
オレンジ:1位、青:2位、緑:3位、薄いグレー:9位、濃いグレー:10位

こちらは1位から3位にそれぞれポイントを振ってその合計を10人平均にしました。
ポイントの配分で結果が変わるかもしれないので、4パターンで計算してみましたが、そこまで大きく順位が変わらないようです。

考察

アンケート①味について

10段階の味の評価で唯一の6点台(6.67)だったのが、1品目の「1. 奈良 大和肉鶏カレー」でしたが、美味しいランキングTOP3においては5位という不思議な順位になりました。

10段階の味の評価で5.92の2位だった「4. 昭和の味 純喫茶メシ ビーフカレー」でしたが、美味しいランキングTOP3では、安定的なスコアでトップクラスの評価でした。

美味しいランキングTOP3で上位の「8. オーベルジーヌ 欧風ビーフカレー」と「3. KALDI Pork Vindaloo curry」は10段階の味の評価では、5.42(4位タイ)と5.17(8位)と振るわず、これは非常に好みが分かれるカレーだったのが原因かと思われます。

アンケート①辛さについて

辛さについては、辛いものを食べようという企画ではないため辛そうなものは用意しませんでした。

「5. 冷やして美味しいカレー 和風」については、珍しいタイプのカレーなためそういうものなのかなという感じなのかなと受け取りましたが、「8. オーベルジーヌ 欧風ビーフカレー」については、口に入れた瞬間、「えっ!?」って声が出るほど甘くてびっくりしました。

「3. KALDI Pork Vindaloo curry」は、今回の中では辛味が強かったですが、同時に酸味もかなりあって、中々個性的な味でした。正にスパイスカレーって感じです。

アンケート①高級感について

高そうなカレーについては、ダントツで「8. オーベルジーヌ 欧風ビーフカレー」。もうこれは見た瞬間分かるくらい具の量が違ってました。

味の評価の高かった「3. KALDI Pork Vindaloo curry」「1. 奈良 大和肉鶏カレー」「4. 昭和の味 純喫茶メシ ビーフカレー」辺りはここでも高評価でした。

安そうなカレーについても、「2. 野菜と果物が溶け込んだカレー」が半数を獲得。これも見た目でほぼ具がないのが分かるので、安そうに見えます。

次点は「ペヤングやきそば風カレー」。これもソースが付属しているというトリッキーなタイプのため、ペヤングだというのがバレバレでした。「ペヤング=安い」というイメージがあるのか、価格を発表した際には「意外に高い」という意見も出ていました。

アンケート②コスパについて

コスパについては、ダントツで「2. 野菜と果物が溶け込んだカレー」でした。これだけダントツで安いカレーだったのですが、「これで十分じゃん」という意見も出ていて、業務スーパーの凄さを感じます。

ただ、これは当たり前の結果のようにも思うので、いずれ、100円前後くらいで買える、有名レトルトカレーだけで食べ比べするとまた違った結果になるかもしれません。

アンケート②総合点について

1位になったのは、味10段階評価1位、コスパ10段階評価2位の「1. 奈良 大和肉鶏カレー」。これは納得の総合1位。なぜか美味しいランキングTOP3では5位でしたがが、誰が食べても満足ということだと思います。

2位は「7. 選ばれし人気店食べログ百名店 魯珈 芳醇チキンカレー」。これまで1度も出てきましたでしたが、実は味・辛さ・コスパの10段階評価で全て3位で、総合評価はたかったようです。

3位は「3. KALDI Pork Vindaloo curry」。TV番組の「試してランキング」で非常に評価が高く期待されましたが、好みが分かれる結果になりました。でも、プロが唸るというのは分かる気がします。

今回やってみての感想

実際にやってみて10食を評価するのは中々難しいなと思いました。

食べる度に評価を10段階でフォームに記入して貰う形にはしましたが、基準が無いので何点付けたら良いか分からなくなってしまいます。

全部食べてから評価するTOP3については、食べているうちに前のカレーの味を忘れてしまうため更に難しいです。

本当は10種類を全部並べてまとめて味見ができる状態でやりたいのですが、どうしても1品ずつ順番に出してという感じになってしまった(冷める前に出したいというのもあります)ので、味を覚えているのが大変になってしまいました。

今回は前半5食、少し時間を置いて後半5食という形式だったのも原因かと思いますが、味評価と美味しいTOP3にずれがあったのはもしかしたらやり方のせいかもしれません。

1種類について1/5くらいずつしか食べていないので、1食全部食べたらまた違った感想になるかもしれません。美味しくても全部食べるのきついのとか、そんなに特徴は無いけどずっと食べられるとかそういうものもあるので、ちょっと味見するのと全部食べたときの感覚は違うと思います。

とは言え、平均を取っているので個人でやるよりは信憑性があるんじゃないかと思います。

あと、肝心のルーの写真を取り忘れてしまったのは今回の反省点です。

おまけ

レトルトカレーを食べる合間はボードゲームの時間でしたが、totoANIMO(トトアニモ)のミニ大会も行いました。

優勝者には、自分が美味しいと評価したカレーが贈られました。

先頭に戻る