ペンギン大学 「世界ペンギンの日」特別講義2024

毎年4月25日は「世界ペンギンの日」です。

南極観測所で毎年4月25日前後に繁殖期を終えたアデリーペンギンたちがやって来ることをお祝いしたことから始まったと言われており、今では絶滅の恐れのあるペンギンたちの保護や環境問題についてみんなで考える日となっているそうです。

そんな世界ペンギンの日にちなんで、2024年4月21日、ペンギン大学の「世界ペンギンの日」特別講義2024というイベントが行われました。

なんと、光栄なことに空創Labもそのイベントにブース出展させて頂けることになりまして、こんなにも「ペンギンのゲーム作ってて良かった~」と思ったことはありません。

会場は渋谷駅のそばにある「東京カルチャーカルチャー」。

会場の雰囲気はこんなでした。
スタンディングスタイルで奥がステージになっていました。

司会の「名無しのジェンツーペンギン」。
この日名前を募集されてました。

会場ではペンギンカレーも出ていました。

サンシャイン水族館の芦刈さんによる講義では、ペンギンの飼育について色々な話がありましたが、特に印象に残ったのは現在のペンギンの生息状況の話でした。

実は空創Labがこのイベントに関わるようになったきっかけは、昨年8月にNational Giographicで、南極のコウテイペンギンのコロニーを調べたところ6つのうち5つでヒナが全滅し、このままだと将来的にコウテイペンギンが地球上から滅亡する可能性があるという記事を観て、何かできることはないだろうかと考えたことからでした。

たまたま空創Labで作っていたゲームの1つが「BIRTH or BURST」というペンギンの孵化についてがテーマなので、まさにピンポイントな内容だったんです。

コウテイペンギンも少なくなっていますが、ケープペンギンの生息数は更に大変な状況になっていて、以前は35万羽ほど生息していたケープペンギンですが現在の生息数は、70%減少した約5万羽と言われているとネットでは書いています。

が、この日発表があったのは、更に減って1万5千羽くらい。

更に最新の話だと5千羽くらいしかいないのではないかという衝撃的な話でした。

そのため、現在は自然環境での保護だけでは難しく、人工の保護という段階に入ったという話があり、想像以上に大変な状況になっていることを知りました。

こういうことは中々知らないことなので、もっと多くの方に知って貰うことが大事だと思います。

空創Labとしても、大きなことは出来ないかもしれませんが、少しずつでも啓蒙活動をやっていければなと思います。

ペンギン大学学長の上田先生によるお話です。

上田先生は、世界で初めてのペンギン学の国際会議に、ただ1人のアジア人として参加した、日本のペンギン研究の第一人者で、何でも教えてくれます。

実は途中、専門学校生の企画したペンギンゲームの発表があったのですが、そのコメントを少ししました。

うちのブース(右側)です。
お隣さんは素敵な手作りペンギン人形を出してました。

短い時間でしたが、たくさんの方にご購入頂きました。

そんなこんなで初めてのペンギン大学のイベントは終了しました。

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