シンボルマークの人体への展開例

常日頃からやったことのないことは出来るだけやってみようと思っていますが、
子供の頃から一度はやってみたいと少し憧れていたのが坊主頭でした。

多分小学校の低学年くらいの頃だったと思いますが、実は一度母親に相談したことが
あったのですが、「絶対にダメだ!」と強く言われ、断念したことがあります。

僕の髪は切るのは当時美容師だった母親の役割で、彼女の許可が下りなければ
僕が坊主にするのは不可能だったのです。

きっと美容師としての当時の美意識が愛する息子が坊主になるなんてことを
許さなかったのでしょう。

そんなこともあり、そこから僕の密かな坊主への憧れが続くのでした。

そしてある日、坊主にしてみようということになりましたが、
一応会社の代表なので、「坊主にしたせいで仕事が無くなったらどうすんだ」
と言われたら困ると思って、会社の人間(デザイナー)に相談しました。

そうすると反対どころかこんな返事が返ってきました。

「どうせなら、会社のロゴの剃り込み入れようぜ!」

僕の会社のロゴは心電図のパルスのようなギザギザが入っているので、
その部分を坊主のついでに入れるというデザイナー的斜め上の発想でした。

常日頃からシンボルマークを様々なアイテムに展開していますが、
クライアントさんに人体への展開を勧めたことはありません。

「流石にそんなこと美容師さんは認めないだろう」

そう思って、それをいつも頼んでいる美容師さんに話したところ、
快く面白がって前向きにバリカンを入れてくれました。

本当は横に真っ直ぐなのですが、少し右下がりになってしまい、
ちょっと残念でしたが、まあ仕方ないでしょう。

という感じで一つ思い残すことは無くなったのでした。

それにしても、僕の周りにはバカしかいないのだろうか・・・。

2018年9月の出来事でした。

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