バーチャルダイスパーティーwith冒険企画局の際に、いくつかのゲームはVRボードゲームとして体験できるようになっていました。
空創Labの2つのゲーム(BIRTH or BURSTとCATCH and RUN)もそうでした。
「空創LabのゲームがVRChatで遊べるようになりました!」と言われても、ナンノコッチャワカラナイという方も多いかもしれません。
でも、実はこのことは2023年の中でもトップクラスに大きな出来事だったりします。
そもそも、VRChatとは?
インターネットの仮想空間上にアバターでログインし、複数のユーザー同士で会話したり、オブジェクトを制作したり、モノの売買を行ったりと、コミュニケーションを取れるツールです。
Meta QuestなどのHMD(ヘッドマウントディスプレイ)からアクセスすることで、まるで同じ部屋にいる人と会話しているような体験をすることができるのですが、実はPCでも操作することが可能です。
正直なところ、自分のゲームがVR化するということになって初めてVRChatに触れたので、実際にはほとんど何も分からない状態で開始しました。
なので、これから始める方もご安心ください。
通常のボードゲームとVR版の違い
オンラインでプレイできるので1箇所に集まる必要がなく、時間さえ合わせれば自宅でプレイできるので、遠方の方とも遊ぶことができるというのは良い点です。
そして、大きく違うのは、やはり見た目です。
デジタルのデータなので、かなり自由に作ることができるので、通常版だと印刷代がかかるからと諦めたようなギミックもVR版であれば実現可能です。
これはBIRTH or BURSTの開発中の様子です。
これはCATCH and RUNの開発中の様子です。
かなり迫力があります。
デジタルで行うボードゲームのサービスとは何が違うのか?
「オンラインで行うなら、ボードゲームアリーナのようなオンラインでボードゲームを行うことができるサービスもあるけど、それで良いんじゃないか?」
そういう疑問を持つ方もいるんじゃないかと思います。
ですが、実際にVR版をやってみると、この2つは似て非なるものでした。
オンラインのボードゲームサービスの場合、デジタルゲームとの差別化が難しく、アナログゲームであるボードゲームじゃなくても良いんじゃないかなという気がしていました。
むしろオンラインでプレイするなら、オンライン用に作られたデジタルゲームの方が良いんじゃないかと思っていました。
しかし、VRボードゲームは違っていました。
VRボードゲームは、デジタルとアナログの中間くらいの感じで、実際に手札のカードを手に持ったり、カードを配るときも山札からカードを引いて各プレイヤーに直接渡したりしなければいけません。
オンラインなら自動で配られたりと、凄く最適化されているのですが、一見無駄なこういう操作が実際にボードゲームをやっているのと近い感覚を得られるのです。
実際のプレイの様子(BIRTH or BURST)
実際のプレイの様子(CATCH and RUN)
どうでしょうか?
個人的にはVRボードゲームには新たな可能性を感じました。
実際のプレイ動画
VTuberさん数人でプレイした頂いたプレイ動画があるので、こんな感じで遊ぶのかと参考にしてください。
実際に体験するには?
実際に体験してみたいという場合は、毎週金曜日21時からVRボードゲーム会を行っておりますので、そちらにご参加ください(ご連絡頂ければ招待します)。
既にVRChatをやっている場合は、VRChat版のゲームを購入すれば、自分で部屋を作って自由に遊ぶことができます(購入はこちらのサイトから)。